屋根リフォームで人気の「カバー工法」。費用も抑えられ、工期も短いと聞いて、有力な選択肢として検討されている方も多いのではないでしょうか。
しかし同時に、インターネットで検索すると「カバー工法で後悔した」「失敗した」といった、少し怖い言葉も目に入り、高額な工事なだけに不安を感じてしまいますよね。
こんにちは。立川市で屋根・外壁工事の専門家として、48年間地域の皆様のお住まいを守ってきた株式会社鵬です。
先に結論からお伝えします。屋根カバー工法は、正しく施工すれば非常に優れたリフォーム方法です。「後悔した」という声が生まれるのは、工法そのものではなく、その「進め方」や「業者選び」に原因があるケースがほとんどなのです。
この記事では、プロの視点から、なぜカバー工法で後悔が生まれるのか、その5つの主な原因と、絶対に失敗しないための知識を全てお伝えします。
屋根カバー工法で後悔する、5つの主な原因
原因1:悪質な業者・技術力の低い業者に依頼してしまった
これが、後悔の原因として最も多いケースです。具体的には、以下のようなトラブルが発生します。
必要な工程を省く手抜き工事をされた
防水シートの処理が甘く、数年で雨漏りが再発した
見た目だけは綺麗だが、すぐに剥がれや浮きが発生した
対策:
これを避けるには、やはり「業者選び」が全てです。地元で長年営業しているか、自社の職人が責任を持って施工してくれるかなど、本質的な信頼性を見極めることが何よりも重要です。
原因2:屋根下地の劣化を無視して工事してしまった
カバー工法は、現在の屋根の上に新しい屋根材を被せる工法です。そのため、土台となる既存の屋根、特にその下にある「野地板」という板が健全であることが大前提となります。
もし、雨漏りなどで野地板が腐っている状態を無視して上から蓋をしてしまうと、中で腐食がさらに進行し、数年後に大規模な修繕が必要になるという最悪の事態を招きます。
対策:
信頼できる業者であれば、契約前に必ず屋根裏の点検や、既存屋根の状態を詳細に調査し、「この状態ならカバー工法は可能ですが、もし劣化が進んでいる場合は、費用はかかりますが葺き替えをお勧めします」と、正直に提案してくれるはずです。
原因3:建物の構造や将来性を考えていなかった
カバー工法は、古い屋根材を撤去しないため、屋根全体の重量が少し増えることになります。最近の屋根材は非常に軽量ですが、それでも二重になることには変わりありません。
特に、旧耐震基準で建てられた古い木造住宅の場合、少しでも耐震性に不安があるなら、より軽量な屋根材で葺き替える方が、将来的な安心に繋がるケースもあります。
対策:
ただ屋根を直すだけでなく、お住まい全体の構造や耐震性まで考慮し、お客様の10年後、20年後を見据えた提案をしてくれる業者かを見極めましょう。
原因4:遮音性や断熱性について説明不足だった
例えば、日本瓦のような重厚な屋根から、ガルバリウム鋼板などの金属屋根にカバー工法を行った場合、雨音が以前より響くように感じられることがあります。
また、屋根が二重になることで断熱性が上がると思われがちですが、適切な通気や断熱材の施工が伴わないと、期待したほどの効果が得られないこともあります。
対策:
契約前に、工事によるメリットだけでなく、「雨音はこのように変わる可能性があります」「断熱性を高めるには、この素材がお勧めです」といった、デメリットや注意点まできちんと説明してくれる業者を選びましょう。
原因5:補助金や火災保険を使えることを知らなかった
工事の品質とは別の話ですが、「後から、もっと安く工事できたことを知った」というのも、大きな後悔に繋がります。
お住まいの自治体によっては、省エネ性能を高めるリフォーム(遮熱性の高い屋根材など)に対して補助金(助成金)が出ることがあります。
また、台風などの自然災害による屋根の破損が原因であれば、火災保険が適用されるケースも少なくありません。
対策:
こうした公的制度や保険の活用について、お客様の立場に立って積極的に情報提供してくれる業者を選びましょう。
後悔しないために、本当に大切なこと
ここまで5つの原因を見てきましたが、共通しているのは、問題が「カバー工法」という工法自体にあるのではなく、それを扱う「業者」の知識、技術、そして誠実さにあるということです。
つまり、屋根カバー工法で後悔しないために最も大切なのは、「信頼できるパートナー業者を見つけること」に尽きます。
まとめ
屋根カバー工法は、条件さえ合えば、費用を抑えつつ、お住まいの防水性や美観を劇的に向上させることができる、非常に優れたリフォーム方法です。
この記事でお伝えした5つの「後悔の原因」は、裏を返せば、そのまま「良い業者を見極めるためのチェックリスト」になります。
私たち株式会社鵬は、工事のメリットだけでなく、デメリットや注意点、適用できる可能性がある制度についてまで、お客様に全てご説明し、完全にご納得いただいた上でなければ、契約をお勧めすることはありません。
もし、ご自宅の屋根リフォームで少しでも不安な点があれば、ぜひ一度、私たちの無料診断をご利用ください。セカンドオピニオンとして話を聞いていただくだけでも大歓迎です。



