みなさんこんにちは!
本格的に梅雨入りしてきて、雨漏りなどでお悩みのご相談を多くいただきます。
そこで今回は、屋根漆喰の役割と雨漏りについてご説明させていただければと思います。
まず、漆喰(しっくい)とは何か
漆喰とは日本では古くから活用されている塗り壁材のひとつで、主に瓦や石材の接着や目地の充填、壁の上塗りになどに用いられます。石灰石に水を加えてできた水酸化カルシウムを主原料に、布海苔(ふのり)や苆(すさ:わら・麻・紙などを細かく切ったもの)、粘土などを加え、水で練ることで作られます。
そして、漆喰の役割とは、
屋根において、漆喰は瓦と瓦の隙間を埋めるコーキング剤のような役割を果たし、雨水の浸入や小動物の侵入を防止します。瓦屋根の下には、瓦が滑り落ちないように「葺き土(ふきつち)」を敷きますが、この葺き土を雨から守る役割を果たすのも漆喰です。また、漆喰で瓦同士をしっかり接着しておけば、多少の風や地震があってもズレや落下などが起きません。整然とした瓦の並びをキープするので、屋根の美観も保たれます。
要するに、家全体を守るために重要な役割を果たしているということですね!
そんな漆喰も20年前後でメンテナンスがおすすめです!
瓦材は耐用年数も長く50年~60年と持つものが多いですが、
漆喰は20年前後で表面が朽ちてきたり、剥がれてきてしまいます。
そのまま放置してしまうと、剥がれた漆喰部分から雨水が侵入し、
家全体にダメージをおってしまうこともあります。
もし、漆喰部分が剥がれている、最近の雨で家の天井に雨シミが出来てしまったなどのお悩みがある方はぜひお気軽にご相談ください!