屋根の板金が浮いている!放置すると危険な理由とトラブル回避のポイント 

「屋根の板金が浮いている」と会社から言われた時、どのように対応していますか。


「本当に修理が必要なのか。」「悪徳会社に騙されるんじゃないか。」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。




この記事では、屋根の板金が浮いている原因や放置することによる危険性、そして悪徳会社から身を守るための知識と対応策を具体的に解説します。


安心安全な住まいを守るために、ぜひ最後まで読んでみてください。



□屋根の板金が浮いている原因と危険性




屋根の板金が浮いてしまう原因は、主に以下の2つが考えられます。




1:経年劣化による釘の緩み




屋根の板金は、釘で固定されています。


長年風雨にさらされることで、釘が錆びたり緩んだりすることがあります。


釘が緩むと、板金が浮き上がってしまい、雨漏りや落下などの危険性が高まります。




2:強風による損傷




台風や強風などの影響で、屋根の板金が剥がれたり、歪んだりすることがあります。


特に、棟板金は屋根の一番高い部分にあるため、強風を受けやすく、浮き上がってしまうことが多いです。




屋根の板金が浮いている状態を放置すると、次のような危険性があります。




1:雨漏り




板金が浮いていると、雨水が隙間から浸入しやすくなります。


雨漏りが発生すると、家の中に水が浸入し、壁紙や床が腐ったり、カビが発生したりする原因となります。




2:板金の落下




板金が完全に剥がれてしまうと、落下する可能性があります。


落下した板金が人に当たると、怪我をしてしまう危険性があります。


また、車が破損するなどの被害も考えられます。




□屋根の板金が浮いていると言われたら?トラブル回避のポイント




「屋根の板金が浮いている」と会社から言われたら、慌てずに冷静に対応することが重要です。


悪徳会社の巧みな話術に惑わされず、しっかりと状況を把握し、冷静な判断を下しましょう。




1:屋根に上らせない




訪問会社は、すぐに屋根に上って点検しようとしますが、安易に許可してはいけません。


屋根に上らせると、会社は自分の都合の良いように状況を説明したり、必要のない修理を勧めたりすることがあります。




2:その場で契約しない




訪問会社は、すぐに契約を迫ってくることがありますが、その場で契約することは避けましょう。


契約前に、以下のことを確認しましょう。




・契約内容をよく理解しているか


・必要な修理内容と費用が明確に記載されているか


・支払方法や保証について説明を受けているか




もし、不安な点があれば、契約をせずに一旦持ち帰り、家族や信頼できる人に相談しましょう。




3:信頼できる専門家に相談する




屋根の修理は、専門知識が必要なため、信頼できる専門家に相談することが重要です。


地域の工務店やリフォーム会社、建築士などに相談しましょう。




また、消費生活センターや自治体の相談窓口などに相談することも有効です。




□まとめ




屋根の板金が浮いている状態は、放置すると雨漏りや落下などの危険性があります。


悪徳会社に騙されないためには、冷静に対応し、信頼できる専門家に相談することが重要です。


この記事を参考に、安心安全な住まいを守るための適切な判断をしてください。